高齢者こそデジタルを!若宮正子さん(世界最高齢プログラマ)のはなし③

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スマホ、PC、IT
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ACジャパンのCMや「ITエヴァンジェリスト」で有名なおばあちゃま、若宮正子さんの講演会を元に感じたり考えたことを書いた第3弾、デジタルは高齢者の強い味方になるよ!について書きます。

コロナ禍により大きく変化した世の中を見渡した時、デジタル化の恩恵を受けられるのはなにも若者に限ったことではなく、中高齢世代こそITを身近に取り入れることで生活を豊かなものにしてくれると強く感じました。

なお、その時の講演会で聞いたことを元にしているので、他メディアの内容とは違う部分があるかも知れませんがご了承ください。

※ これより前の記事①と②は下記からどうぞ ↓↓   

コロナ禍に考える生活スタイル

講演会では、近年のコロナ禍において、オンラインコミュニティ「メロウ倶楽部」がとても活躍したことを強調されていました。コロナ禍で老若男女問わず誰しもが感染を恐れて人との接触を避けていた、近年まれにみる生活習慣の大変化でしたね。

若者や働く世代ならば徐々に学校や仕事で外出が解禁されてきても、手洗い・うがい・手指消毒など自己管理に気を付けてはいると思いますが、若くて体力があったりするのでそれ以上の健康リスクはそこまで意識せずとも日常生活が送れるのではないでしょうか?

でも高齢者の方は持病や基礎疾患の割合が高かったり、若者たちと比べると体力や免疫が弱いために感染症のリスクが高いと言われています。コロナにかかってしまうと重症化率が上がってしまうので人一倍感染には敏感になりますよね。感染リスクを抑えるために外部との接触を極力減らしてきた方が多いと思います。

実際に普段高齢患者相手の医療従事者からは、インフルエンザに罹った時の回復具合と全然違うと聞きました。見た目の症状が同じようだとしても、インフルエンザの時は回復してきたような症状なのに、コロナに感染した場合は回復できなかったケースが何度もあったそうです。

やはり高齢者の方はコロナを甘く見てはいけない!かかったらもう最後かもしれん!(少々過激な表現で失礼します)といった警戒心が強くなるのも想像ができます。親戚や同居家族ならウイルスやら悪い菌をおじいちゃん、おばあちゃんが待っているお家に持ち込まないようにみんなで神経をとがらせていたと思います。

ところが、本来ならコロナ感染リスクを下げるための防衛手段として外部接触を断ってきたのに、「外部接触=人との交流」が中心だった高齢者世代では生活がガラッと変わってしまった方々も多かったと思います。

緊急事態宣言が発令された2020年春、突然周囲の親戚や友達との交流も遠ざけることとなり、その結果おしゃべり相手は同居する家族や電話で話せる親しい友達に限られるなど一気に減ってしまいました。

このような誰も経験したことのないような人との交流が断ち切られた生活は思いのほか長引いてしまい、1年、2年…と経つうちに高齢者の方の健康を徐々に奪ってしまいました。

実際に、それまで散歩を習慣にしていたけれどコロナを警戒して外出を控えていたら、買い物などちょっとした外出なのに途中で疲れやすくなったり、足腰が痛くなりだしたりするケースもあったようです。

そうなると、だんだん家の外に出かけるのが怖くなったり、中には出かける準備すらもおっくうに感じてきて、お出かけすること自体がだんだんめんどくさくなってきて家に引きこもる…という出不精スパイラルにはまってしまうのは容易に想像できます。

とくにお独りで暮らす高齢者の方は相当さみしい思いをしていたんじゃないかと想像すると心が痛みます。まったくもってコロナ憎し!です。

円熟世代向けオンライングループでボッチでも平気!

こんなコロナ禍にこそ、高齢者オンライン「メロウ俱楽部」は存在感を発揮したようです!

とあるひとり暮らしをしていた会員さんは、コロナ禍の間に病気がきっかけで足腰が不自由になってしまったそうです。

ここで普通なら、老いで治りが遅くなる上にひとり暮らしで見守ってくれる人も傍におらず、気がめいって精神的にも回復力が衰えてきてそのまま寝たきりに…なんてなってしまいそうですが、メロウ俱楽部会員さんは違います!

頭と上半身は動かせるので、リハビリの様子をオンライン上のメロウ俱楽部でUPしました。すると、数々の会員さんからたくさんの応援メッセージが届いたそうです。

どちらかというとリハビリは動かしづらい部分を頑張って動かさなきゃいけないことなどもあるので結構苦しいこともあるのですが、皆さんからのメッセージに大いに励まされているうちに、辛いリハビリがだんだんそんなに苦じゃなくなったようで、周囲も驚く回復力ですっかりお元気になられたそうです。

回復力=気持ちの若さなんでしょうね!

あらためて、人との交流で意見を交換したり、その時に使う身体機能、聞く、考える、話す、身振り手振りをする、など身体の様々な場所を使うことで得られる刺激によって人は健康的でいられるのかな、と考えさせられました。

ちょっと興味が出てきた方は「メロウ俱楽部」のホームページをご覧ください。

高齢者こそデジタルを!非常時に誰もとりこぼさないために

講演会で若宮さんは、高齢者こそデジタルを!と強調されておられました。

前述の高齢者でも気軽に入れるオンラインコミュニティもそうですが、なかでも若宮さんのお話で印象に残ったのは「非常時」のデジタル活用です。

すでに地震や台風など自然災害の情報もネットのニュースや天気予報でかなり早い段階で周知されています。災害とまでいかなくても、日常の雨降り予想なんかも地域を絞ってピンポイントで知らせてくれるので、お出かけや洗濯物を干したり取り込んだりするタイミングの参考になってとても便利ですよね。

ですが、ここで言う非常時のデジタル活用は、もっともっと私たち個人に近い話です。

今でもすでに、台風の接近時や災害発生時には市町村単位で防災無線や地域のメール、携帯会社からの警報音が発信されています。

提案されていたものは、これに加えて例えば市町村からスマホのトップ画面に必要な情報を表示させたり、回答してもらったりして市町村側に状況を共有することで、各自の無事や自宅周辺の状況を知らせて迅速な対応につなげるというもの。

例えば台風が接近しているとします。テレビやネット、または地域メールで避難状況が確認できますが、もう一歩進んだ活用アイデアの例はこちら。

市町村から地区単位で避難指示を出す場合:

・地図アプリと連動させてその時少しでも安全な避難経路をスマホ画面に表示して市民を避難場所まで誘導する

・「無事」か「助けが必要」かを選択してもらう

・「非難する」か「自宅待機」かを選択してもらう

・同時に避難者の位置情報も行政と共有して行方不明になるのを防ぐ

・位置情報共有により避難所に滞在している市民の人数構成を把握することで、必要な支援物資の供給につなげる

・位置情報の共有は非常時解除までとする

いかがですか?少し状況を思い浮かべてもらえたらと思います。

もしも災害にあってしまった時、いったい何がどうなってるのか自分たちで情報を取りに行くのって実はとてもエネルギーを使います。

なぜかというと、こう言う時人は誰でも冷静に努めていたとしても、多少のプチパニックくらいは起きてしまっています。ギャーギャー泣いたりわめいたり騒ぎ立てるだけがパニックではありません。たとえ慌てふためくことなくその場でジーっとしていても、頭の中はわりと混乱してしまっています。なにより自分の身の安全を確保するのに手いっぱいです。

被災した経験があるので思い起こすと、非常時はいつでも起こり得ます。昼間かも知れないし暗い夜かも知れない。それに停電していたり、周辺にモノが散乱していたり、水に浸かっていたりと、いつも見慣れた景色が一変してしまうことを想像してみてください。

そんな時にネットやSNSで情報を取りに行ったとしても、フェイクニュースなど偽情報も出回っていることもあります。悪質なものは論外ですが、なかには発信者周辺では正しくても自分の周りには当てはまらないかも知れないので、自分たちにとって最適な情報もよく分からず取るべき行動に迷ってしまったりします。

だから、非常時にこそ信頼できる発信元からの迅速な情報提供がとても役立つのです。

その上、自分たちの状況も把握してもらい非常時の生活も守ってもらえるとなれば、少々不便な中でも安心して過ごすことができ、その後の生活の立て直しのために安心して力を注ぐことができます。少しでも早く平和な暮らしに戻りたいですよね。

ご高齢者に使いやすいということは、みんなに優しいということです。

誰も取りこぼさない、全ての市民を守るシステムができたらいいなぁと共感しました。

まとめ:ITやデジタルの良いところ

・自分と友達や親兄弟など身近な人との距離をぐっと縮めてくれる。

・買物の注文も受取りも自宅にいながらでOK。

・お店のレジで小銭をチャリチャリ探さずとも、支払いが一瞬で終わる。

・知りたいことは何でも教えてくれる

・困ったときは助けてくれる

・映画や音楽などの娯楽、習い事もできる

・写真や動画、思い出をたくさん撮れる

・外出時に自動で電源オフしてくれる

・外出先からエアコン入れておいてくれる

このように、ITやデジタルはもっと身近に活躍してくれるものになりつつあります。技術の進歩もものすごく速いので、今後もっと便利になっていくと思います。

今はどうしてもユーザーの多い若者層向けのものが多く見られますが、今後は高齢者にも使いやすいシステムやアプリなども増えてくるかもしれません。

せっかく目の前に便利なものがあっても使わなくてはもったいないです。むやみにおそれず、今からでも少しの勇気をもってITやデジタルを使ってみて慣れてみてはいかがでしょうか?

人生100年時代と言われています。まだまだこれから!と御年87歳のデジタルクリエイターの若宮さんからは背中を押されるような気持になります。

時代の流れは早いけど、自分のペースでゆるやかに世間の波に乗っていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今日も心地よい一日となりますように~

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