人生100年時代と言われるようになって数年、それを裏付けるように平均寿命が年々伸びているのはこの国ではよく聞く話。
寄る年月には逆らえず少しずつ老いていくのはしょうがないとしても、いつまでも自分の力で生活していたいと思います。どうせ長生きするならば、いつまでも健康でいたいですね!
そうです、めざすは「ぴんぴんコロリ」! さいごの1日まで、いつも通り自分らしく生活をしていけるように今からでも手軽にできそうな「温活」のひとつとして、ここでは「ウォーキングの始め方」を取り上げます。
歩く目安は ~1日30分~
毎日続けられることが大事。続けて30分歩くことができない場合は15分x2回、10分x3回でもOKです。自分のできそうなところから試しにやってみましょう!
- 通勤で1駅分多く歩いてみる
- 愛犬と散歩する、など
- 買い物のときにはバスに乗らない
- エレベーターやエスカレーターに乗らず階段を使う、など
無理なく続けられる方法を考えてやってみる。とにかく続ける。
変化を感じられるのは3ヶ月後!
ウォーキング、どうせやるなら朝!
朝のウォーキング!
体温の一番低い朝におこなうことで0.7~1度体温が上昇すると言われています。
毎朝、一気に体温を高めることで1日の体調がよくなるだけでなく、30分の有酸素運動で毎日8gの内臓脂肪を減らすことができるそうです。
健康だけでなく見た目でのお悩みも多い内臓脂肪まで減らせると聞いたら、ちょっと試してみたくなりますね!
ポッコリおなかがすっきりして、颯爽と軽やかに歩く自分の姿を思い浮かべてみましょう。必要以上に期待感が膨らみます(笑)
歩くならどんな場所?
まずは安全に歩ける場所
コツは、
・自分のペースで続けやすい道をみつけること。
・道幅や交通量など、近くを通り過ぎる車や自転車にヒヤッとせずに安全に歩ける場所。
「歩く」ことに集中できるようにしておくために、日ごろから下見をしておくとか、軽く散歩をしてみてコースを固めていくといいでしょう。
実際にウォーキングしている人をよく見かけるエリアは、コースの候補にしてみてもいいかも知れません。
見落としがちなアップダウン
アップダウンが自分の力量にあっていることもポイントです。
ウォーキング初心者の場合は、できるだけ平坦な道をコースに選ぶとそこまで疲れを感じずにウォーキングを終えられて、充実感も得られると思います。
慣れてきたら、徐々に遠回りや坂道をコースに入れると変化を楽しみながら続けられるかも知れません。
自宅周辺が坂道の場合は、すでに慣れていると思うので問題ないでしょう。
むしろすでに足腰ひざが鍛えられている状態からスタートできてたのもしいです(笑)
日当たりや風通しがほどよく感じられるところ。
外では日向か日陰かでずいぶん体感温度が変わってしまいます。風当たりも体力に影響しがちです。
・ほどよく木陰や建物の影、アーケードの下など
日差しや風当たりを避けられる場所をコースに入れるといいでしょう。
・ショッピングモール
究極ですが、ウィンドウショッピングがてらウォーキングしている人もいました。全天候型で強者です(笑)
マネをする場合は施設にご迷惑にならないようご注意ください。
ウォーキングシューズ選ぶときのポイント
そして、これがいちばん大切なことですが、自分の足に合う靴を選ぶこと。
足に合わない靴は普段でも違和感をかんじて歩きにくいですよね。
ウォーキング用にするならば、なおさら自分の足に合う靴を見つけておくことは大切です。
足にマメや靴ズレができたり、正しいフォームを保てず膝や股関節にまで悪影響を与えてしまうことがあります。
これではせっかく健康になりたくてウォーキング始めたのに逆効果でたいへん残念な気持ちになってしまいます。
とりあえず、ごひいきメーカーや見た目的に好みのもの
もともとお気に入りのシューズメーカーがあればそこから選んでも良いし、見た目がおしゃれとかカッコいいとか自分のモチベーションを上げてくれるアイテムを選ぶことは、ウォーキングを頑張る励みになります。
これから一緒にウォーキングをしてくれる仲間を選ぶ気持ちで探してみましょう。
フィッティング(試し履き)は必須!
そして購入する時は、必ずフィッテイング(試し履き)を強くおススメします。
表示されているサイズが自分の足のサイズと同じだったとしても、実際履いてみるとちょっと大きかったりきつく感じたりすることもあります。
サイズの数字だけでは表しきれないフィット感は、自分の足に履いてみてはじめてわかるものですね。
靴の中身は出す、靴紐は外す
お、これは良さそうだ!と思う商品を手に取ったら、シューズの中のあんこ(紙を丸めたりした詰め物のこと)を取り出します。
足を靴に入れてつま先を持ち上げ、かかとを軽くトントンしてみてつま先のゆとり具合を確かめます。次に靴紐をつま先の方から順に締めなおして、ほどよい強さで結びなおします。
左右の足の大きさや形はもともと違うことが多いです。片足だけで済ませずに、両足とも履いてみましょう。
履いてみたらちょっと歩く
少々めんどうかもしれませんが、そのあたり2~3mくらいをぐるっと歩いてみましょう。
両足に靴を履いたら、店内が混んでいたりして周囲に迷惑にならなさそうなときは、ここまでするとかなりフィット感が確かめられて安心して購入できます。
店員さんのアドバイスを聞いてみる
お店によっては靴選びを手伝ってくれるシューフィッターの店員さんがいるので、遠慮なく声をかけて相談してみるといいと思います。
たくさんの人の足と靴を見てきている経験と知識があるので頼りになります。
例えば、細身の靴が多いシューズメーカーでも、
実はあまり知られていないが幅広の型のシリーズがあるとか、
型は若干細身だが伸縮性のある生地なので履いていくうちにあなたの足になじみやすいとか、
いろいろと有益なアドバイスをもらえることがあります。
足の計測器があるお店も
さらにお店によっては、足の型を計測してくれる器械を持っているところもあります。
大手のスポーツ用品店で見かけます。
器械の上に足を置くタイプや、大きなブーツのような器械に足を入れるタイプなどあります。
足の縦・幅・厚さ・形など計測した結果を元にシューズ選びを手伝ってくれるところもあります。
店内でスポーツメーカーのイベント日に持ち込まれていることもあります。
測定結果を印刷して渡してくれるところもあるし、自分の足をじっくりと数字で見ることができるのでちょっとおもしろいです。
イベントに参加しながら楽しく自分の足のことを知るいい機会になるといいですね。
ここ数年は感染症対策で実施されていないかも知れませんが、もしも見かけたら試してみるのもいいのではないでしょうか?
せっかく健康でいるためにウォーキングを始めるなら、お気に入りの一足を見つけたいですね。
以上、いろいろと述べましたが、誰かのお役に立てたり共感してもらえたりしたら幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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